四国4県の同友会で連携を図る~第7回四国代表者会議を愛媛で開催

 7月27日、愛媛同友会事務局にて四国4県の代表理事と事務局長が参加して第7回四国代表者会議が開催されました。今回の大きな目的は、今年度から代表理事と事務局長が新たに就任した高知同友会の現状把握と連携を図ることでした。

 当日は、加藤稔高知同友会代表理事、紙井秀典高知同友会事務局長が「高知同友会の現状と問題を知る」をテーマにこの間の高知同友会の経験を報告。その後、「同友会運動と事務局はパートナー=ひとりぼっちにしない運動」について意見交換を行いました。

 主な意見として「個々で起こる同友会の問題を代表理事、事務局長の個別課題にするのではなく、理事も巻き込んだ全体で共有することが大切」「同友会運動の目的は連帯の精神を発揮すること。その具体化が会員や事務局を“ひとりぼっち”にしないことでは」「これまで培(つちか)ってきた四国の代表理事や事務局長の団結を強めるためにも、今回の高知での経験を教訓として相互に失敗事例や経験を交流すること」などがだされ、リーダーとしての役割をいかに発揮するかということを学び合いました。

 引き続き行われた課題別協議では、第8回四国地方連携交流会の内容について、鳴門市で取り組もうとしているエコノミックガーデニングを中心に開催すること。また、四国4県の連携では実務者交流会の開催や、来年徳島で開催される経営労働問題全国交流会の連携について協力を確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 8月 15日号より