2月19日、東京医科歯科大学において「2012年度キャリア教育推進連携シンポジウム」（主催：文部科学省・経済産業省・厚生労働省）が開催され、愛媛同友会が「地域の中小企業が持つ教育力を子どもたちへ～労働と職場の持つ教育力は子どもたち・企業・経営者を変える～」をテーマに「地域密着型キャリア教育部門」の優秀賞を受賞しました。
同会は1994年から18年間に県内中学校の職場体験を会員企業などで積極的に取り組み、3000人以上の生徒を延べ680社が受け入れてきました。
今年度からは松山市教育委員会と連携して市立小学校55校、市立中学校29校の生徒を対象に、出前授業や職場体験学習を実施しています。
学校の持つ総合的学習の時間を活用し、経営者の生きざまや経営理念を伝えて、「世の中を肯定的にとらえる」生き方が大切だと思う子どもたちを育てるとともに、地域に生きる中小企業経営者の自覚を高め、教育力を育み経営者自身も育つ活動が、認められたものです。
「中小企業家しんぶん」 2013年 3月 5日号より
