採用から育成までつなげた取り組みを【中同協共同求人委員会】

 2月20日、東京で2012年度第2回中同協共同求人委員会が開催され、13同友会・中同協から32名が参加しました。

 小暮恭一・中同協共同求人委員長が2012年度の活動の特徴などを報告した後、2つの同友会より実践報告がありました。広島同友会求人社員教育副委員長の角秀司氏は、広島同友会の共同求人活動と自社の取り組みについて報告。「求人社員教育委員会として、採用から育成までをつなげて取り組んでいる。基本に忠実に『ぶれない』『変えない』『継続すること』が大切」と強調しました。

 宮城同友会共同求人委員長の小岩克弘氏は、ブロックでの連携について報告。「東北から宮城に集まってきた学生のそれぞれの地元での採用を促し、首都圏などに流出してしまうことを防ごうと、東北の他県と合同で共同求人活動を展開している」と取り組みを語りました。

 各同友会の事例交流や課題について活発なグループ討論が行われた後、小暮委員長より「企業づくりとしての共同求人活動、同友会運動としての共同求人活動を広げていこう」とのまとめがありました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 3月 25日号より