憲章キックオフ集会、TPPをめぐる取り組みなどを議論【中同協政策委員会】

 3月27日、東京・アルカディア市ヶ谷で中同協第2回常任幹事会が行われました。33同友会および中同協含め67人が参加しました。

 冒頭、鋤柄修・中同協会長より「今後はTPPや民法改正などわれわれ経営者が学び、取り組むべき課題が多く現れます。各地で議論しつつ学びあってほしい」とあいさつ。その後、福岡で行われた第43回中小企業問題全国研究集会、また3月6日に行われた第1回東日本大震災復興シンポジウム(福島)について開催同友会から報告がありました。また、今後行われる第16回女性経営者全国交流会(大阪)、中同協第45回定時総会(宮崎)について概要と今後の予定について承認しました。

 続いて、加藤・愛知同友会代表理事が愛知の「新年度役員予定者による方針学習会」事例を紹介。加藤氏は「これからの厳しい時代ではどのように情報を取り、外部環境への認識を深めていけるかが課題。その認識を生かした経営指針作成が仕事づくりにつながると考え、愛知同友会役員内で危機感を共有し、指針作成を広げていく」と報告。グループ討論では各同友会の経営針作成の進捗状況や例会づくりの内容を交流し、今年度の活動方針を深め合いました。

 議事の後半では、中同協専門委員会・連絡会の内容について経過報告され、閉会となりました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 4月 15日号より