中同協第45回総会に向けて研修会~同友会の学びを深めるために【宮崎】

 中同協第45回定時総会開催まで1カ月余りとなった5月30日、総会の設営を担当する宮崎同友会では、松井中同協専務幹事を講師に「中同協総会研修PART1」を開催。大きく3つのことを学びました。

 1つ目は全国総会の意義と宮崎で行われる意味です。『労使見解の精神』の根底は違いを認めあう精神である。宮崎での運動と全国のそれとの違いを確認しあい、宮崎での活動、学びへの自信と誇りを再燃させ現状を打ちやぶるためにも全国総会を運営するのだということが腹におちました。

 2つ目は、例会こそが企業づくりに必要な自助努力を学べる活動であるということ。グループ討論の場は、まわりが良くならないと自分の所が良くならないということの実践の場であるとの考え方(例会も総会も共通)が非常に共感できました。

 3つ目は、『労使見解』や議案集のどの部分を深めようとしている分科会なのかを理解する必要があるといこと。運営主体者であるわれわれは、全国から参加のみなさまに満足していただくためにも、より広く深くこの3つをつなげた形でイメージしている必要があると気づかされました。

 参加者も「総会のことが良く理解できた」「議案集を読んでみます」と感想をいいながら、総会の意義の大きさを実感した瞬間でもありました。全体会と分科会のリーダーとして、仲間の不安や迷いを共に考え応えられるよう、覚悟をもって学んでいくことを誓った研修会でした。

中同協総会実行委員会副実行委員長(全体会・分科会担当)金丸 亨

「中小企業家しんぶん」 2013年 6月 25日号より