参院選候補者に「憲章国会決議」の要請アンケート送付【中同協第4回幹事会】

 中同協第4回幹事会が6月4日に東京で開かれ、38同友会と中同協より90名が参加しました。

 冒頭、鋤柄中同協会長があいさつ。「長期金利や輸入価格の上昇など、アベノミクスのほころびが現れつつあります。中小企業に関することは、今後も注意深く見ていく必要があります」と呼びかけました。

 第43回中小企業問題全国研究集会(福岡)のまとめと決算報告、第44回中小企業問題全国研究集会(広島)の企画概要について報告・提案があり承認。中同協第45回総会(宮崎)について、総会議案・予決算、次期役員候補者などが承認されました。第16回女性経営者全国交流会(大阪)、第41回青年経営者全国交流会(東京)について、それぞれ参加の呼びかけがありました。

 また、参議院選立候補者に「中小企業憲章の国会決議」提案書をアンケート形式で送る活動や、ドイツ・オーストリアのエネルギー政策およびヨーロッパ小企業憲章を学ぶ視察団(10月12~20日)の概要などについて確認しました。

 第2部は、中小企業憲章推進月間の成功に向けて、経過報告や問題提起を受けグループ討論を行いました。最後に広浜中同協幹事長が、「中小企業家は誇りを持って仕事をしていることを伝え、国民、県民、市民の理解を深めよう」とまとめを行い閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 6月 25日号より