同友会の学びが企業実績に 【北海道・東北B支部長・地区会長交流会】

 6月27~28日、福島県会津若松市で、北海道・東北ブロック支部長・地区会長交流会が開かれ、7同友会と中同協から80名が参加しました。

 冒頭、佐藤元一・中同協副会長が、あいさつで東日本大震災の被災地では生産年齢人口が流出し限界自治体が広がっていることなど現状を紹介。

 実践事例では、地区会ビジョンと情報発信について奥津雅史・埼玉同友会埼葛地区会長が、研究グループ会活動について高橋光彦・福島同友会福島地区前会長が報告しました。その後「魅力ある支部をどうつくるか」で2時間にわたり徹底討論。

 翌日は原発事故の風評被害を受けた地元会員、(株)太郎庵とルービィ工業(株)を見学。午後からは会津の歴史を真部会津地区副会長から、老舗納豆製造業の西村文亨氏から、同友会で学ぶことが企業の強さになっていることを学びました。

 終了後の同ブロック代表者会議では、福島同友会の同友会づくりの底堅さに学んだことを確認し、次回は山形で開くことを決めました。

「中小企業家しんぶん」 2013年 7月 15日号より