東北学院大学と「包括連携」協定~人材育成と企業づくり視野に【宮城】

 6月29日、東北学院大学と宮城同友会が「包括連携に関する協定書」を締結しました。

 調印式には、東北学院大学の松本宣郎学長をはじめ、佐々木俊三副学長、斎藤誠副学長、前田修也就職部長を含め7名が出席し、同友会からは鍋島孝敏代表理事、佐藤全副代表理事、1戸大佑事務局次長の3名が出席しました。

 東北学院大学(学生数約1万2000人)と宮城同友会は、数年前から「出前講座」や「学内企業説明会」「就職部担当者との懇談会」を通じて相互に連携を推し進めてきました。今回の締結は現在までの取り組みと今後の更なる連携強化を明確化した内容になっています。

 協定内容は宮城同友会共同求人委員会が掲げてきた「地域に若者を残し、地域全体で若者を育てる」の具体化として(1)学生に中小企業の魅力を伝えていくこと、(2)地域に生きる若者を育てていくこと、に加え、(3)大学の「知」を活(い)かした産業づくりの相互連携も含んだ企業づくりにおける産学連携も視野に入れた内容になっています。

「中小企業家しんぶん」 2013年 8月 15日号より