力あわせて地域づくりを!帝塚山大学と産学地域連携~基本協定書に調印【奈良】

 7月30日、奈良同友会は帝塚山大学(奈良市)と「産学地域連携基本協定」を締結しました。調印式には帝塚山大学の岩井洋学長をはじめ日置慎治経営学部長など5名が出席し、同友会からは平山雅英代表理事を含め6名が出席しました。

 協定内容は、(1)共同研究・受託研究の推進~大学の「知」を活かした産業づくりの連携、(2)地域の若者雇用や就職支援に関する事項、(3)地域活性化・潜在的資源活用に関する事項などが盛り込まれています。

 今回の協定内容の特徴の1つは、あらゆる場面で学生との共同作業をめざしていることです。調印式後の懇話会では、帝塚山大学4回生の赤尾麻衣さん(経営学部)による「私はお母さんを尊敬している。お母さんの会社を継いでいきたい」との報告を受け、地域で果たす大学と中小企業経営者の役割などが縦横に語られました。

 10月には、帝塚山大学を会場に赤尾麻衣さんとお母さんを報告者に北和支部例会を開催、学生が考案したサイダーの販売も奈良同友会会員企業が協力することになりました。

(『DOYUなら』第243号より)

「中小企業家しんぶん」 2013年 9月 15日号より