リーダーの役割とは【中同協第24回役員研修会】

中同協役員研修会

 10月2~3日、中同協第24回役員研修会が大分で開催され、10同友会及び中同協から90名が参加しました。

 第1講は鋤柄修・中同協会長が「地区・支部役員の役割は何か」をテーマに、自身の経営体験のエピソードを豊富に交え同友会運動のリーダーと経営者としての姿勢について提起。

 第2講は広浜泰久・中同協幹事長が、「同友会運動の発展のために、同友会理念と企業づくり」として組織を強くするために何をすべきかを提起。経営指針の実践に取り組み、お互いに経営を話し合える同友会をめざそうと強調しました。

 第3講は加藤明彦・愛知同友会代表理事より「半世紀を超えた同友会運動、その歴史と理念に学ぶ」をテーマに報告、『中同協30年史』・『40年史』をもとに同友会の歴史を紐解きました。愛知同友会のビジョンである「同友会らしい黒字企業=儲かる企業」を役員として目指すことが求められたとし、自身の社内では絶対評価ではなく相対評価を導入しているなど企業実践事例を報告しました。

 講義終了ごとにグループ討論を行い、リーダーの役割や労使見解に沿った経営実践などを熱く議論し、同友会運動をまい進することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 10月 25日号より