事務局と役員が未来を語り合える関係づくりを【2014全国事務局長会議】

田中副会長

 12月12~13日、2014年度全国事務局長会議が神戸市で開催され、43同友会と中同協より50名が参加しました。

 1日目は、松井清充・中同協専務幹事が「情勢をどうつかみ、同友会運動に生かすか」のテーマで報告。「情勢認識・時代認識・歴史認識・地域認識」の4つの基本認識をもって対応していくことの重要性などを報告しました。

 続いて田中信吾・中同協副会長(兵庫同友会代表理事)が「同友会は事務局長の器で決まる~役員・事務局員と描くビジョン」のテーマで問題提起を行いました。

 田中氏は阪神大震災の際の兵庫同友会の経験や自らの経営者としての実践を踏まえながら、これからの同友会運動や事務局長に求められるものなどについて報告。同友会の発展に応じて事務局にも組織的対応が必要になってくること、その中心になるのは事務局長であること、事務局と役員が同友会と地域の未来を語り合える信頼関係をつくることが発展の鍵であることなどを強調しました。

 2日目は、「中同協の役割・組織・行事のあり方」検討会の進捗状況などの報告を受け、意見交換。最後に松井専務幹事が「事務局長同士が共に学びあいながらさらなる成長を」とまとめを行い閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2014年 12月 25日号より