人を生かす経営推進協議会で方針討議【中同協】

 12月21日に第18回人を生かす経営推進協議会が開催され、経営労働、社員教育、共同求人、障害者問題の各委員会代表と宮崎同友会、中同協事務局から13名が参加しました。

 最初に、加藤明彦・人を生かす経営推進協議会代表より「これからは『魅力ある企業づくり』と『将来の見えるビジョン』が企業に求められます。経営指針に基づき、どう採用し、社員教育をし、障害者雇用まで位置づけていくか。それが同友会の企業づくりの真髄」と問題提起がありました。

 問題提起を受けて、意見交換を行い、(1)「労使見解」の学びを深め、経営指針を実践する語り部をつくること、(2)小規模企業の会員に向けた学びの場が必要なこと、(3)中小企業の理解を深める学校との連携を次年度の中同協議案の方針に盛り込むことを確認しました。

 次に、中同協の発行する書籍『共に育つ』の改訂について議論し、「社員教育」の分野に限らず、冊子形式のシリーズで発行することを確認しました。

 その後、9月13~14日に宮崎で行われる「人を生かす経営全国交流会」の企画概要について話し合い、確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 1月 25日号より