事務局員としての使命感を高める~全国事務局員研修会に33名が参加【中同協】

 7月18日から20日、広島県福山市で2018年度全国事務局員研修会が開催され、16同友会・中同協から研修生とアドバイザー、報告者含む計33名が参加しました。

 1日目は第1講として「中小企業家同友会とは何だ」をテーマに内輪博之・愛知同友会専務理事が報告。社会科学的な視点から同友会を読み解き、事務局員の役割を報告しました。第2講は「同友会の歴史と理念」として荻原靖・中同協専務幹事が報告。『同友会運動の発展のために』をもとに、同友会理念(3つの目的、自主・民主・連帯の精神、国民とともに歩む中小企業をめざす)が形成されてきた歴史を話しました。

 2日目は、第3講として「広島同友会福山支部の展開と同友会事務局として」と題し、本田芙美・広島同友会事務局員が報告。事務局として会員とどのような関係を築いてきたか、また、福山支部の特徴などを報告しました。

 その後、(株)オーザック(岡崎隆代表取締役社長、岡崎瑞穂専務取締役)と日鐵鋼業(株)(能登伸一代表取締役)を訪問しました。企業見学後には報告があり、両社ともに同友会を通して企業を変えている様子から同友会の日々の活動への確信が得られるものとなりました。

 3日目は、「私と同友会」として、井谷剛志・広島同友会事務局員から先輩として自身の事務局員の歴史を振り返り報告しました。3日間を通して学んだことをグループ討論で深めあい、最後に参加者全員がこれからの仕事についての思いを発表しました。

 最後に、平田美穂・中同協事務局長が3日間のまとめを行い、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 8月 5日号より