奥入瀬渓流でひらめきをときめきに【青森】

十和田湖から唯一流れ出る奥入瀬渓流-6月の女性経営者全国交流会の会場は渓流沿い

 青森県はねぶたまつりや3内丸山遺跡など、文化観光資源も自然も豊かな土地です。青森県と秋田県にまたがる10和田湖は、約3万年前の火山活動で形成された二重カルデラ湖で、景勝地として有名です。明治の文人大町桂月は「住ばば日本、遊ばば10和田、歩きゃ奥入瀬3里半」と10和田湖を謳っています。

 1928年文化財の特別名勝及び天然記念物、36年には10和田八幡平国立公園に指定。湖の遊覧船巡りや高村光太郎作のブロンズ像「乙女の像」のある湖畔付近の散策が楽しめます。

 10和田湖から唯一流れ出る奥入瀬渓流は、10和田湖畔から焼山まで約14キロメートル、渓流沿いには雲井の滝などいくつもの瀑布が点在し、阿修羅の流れで有名な渓流スポットなど景勝地が続き、新緑の時期と紅葉の季節には観光客で溢(あふ)れかえります。

 6月の第13回女性経営者全国交流会は10和田湖奥入瀬渓流沿いが会場となります。交流会テーマ「ひらめきをときめきに」が実感できることでしょう。

「中小企業家しんぶん」 2009年 1月 5日号より