近畿圏青年部サミット~「近畿が元気」と6年前から毎年開催

【各同友会の青年部の活動より】

近畿圏写真

 近畿圏青年部サミットは、近畿ブロック6府県のうち青年部がある滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫の5府県の青年部幹事長・部会長と幹事で構成されています。

 6年前の2004年に、先輩方が全国行事などを通じて知り合い、お互いの組織について語り合い、また相談し合っていた仲間の輪から発展、「近畿が元気」の旗印の下、近畿圏青年部サミットとして発足。2004年6月には、大阪同友会青年部25周年記念例会が第1回近畿圏合同と銘打って行われました。

 大阪、京都、兵庫の3府県交流から始まり、2005年9月、滋賀で開かれた第33回青年経営者全国交流会(略称・青全交)の成功に向けては、近畿の青年部の力が必要ということから、滋賀が加わりました。その後、奈良青年部設立を機に現在の5府県の形になりました。

 このサミットでは、毎月の各府県幹事の会議・交流会と、年1回の合同例会を各府県持ち回りで毎年開催。青全交など全国行事の良さを青年部会員に感じてもらおうと、その全国行事の1分科会を開催する想いで例会を開いています。今年10月には滋賀で7回目の開催となります。

 リハーサルから参加していくことにより、各府県の方法を学び、お互いのレベルアップに役立っています。活動での気付きは、合同例会設営・運営だけでなく、各府県の総会・例会などにも積極的に参加し、各々の個性的な活動にもふれ、バトルクレインや車座、オリエンテーションなど、良いところは各府県に持ち帰り、活動に取り入れ、常に向上し続けています。

 定期的に開催されるサミットでは、青年部組織のさまざまな課題について話し合える場であることを生かして、各府県青年部の意見集約や発信機能を強化し、将来に対し責任ある立場の組織として行動していきます。今後の課題は、和歌山に青年部設立と、近畿6府県サミットの実現です。

(株)三村工作所社長 三村純一(大阪同友会青年部会副幹事長)

「中小企業家しんぶん」 2010年 8月 5日号より