青年部から元気を発信~和歌山同友会青年部会が設立

 和歌山同友会は今年度「部会ネクスト」を改組して「青年部会」を立ち上げ、その第1回の設立記念例会を6月28日に和歌山市で開催しました。

 「青年部から親会を元気に!」を合言葉に、吉田準司幹事長(紀北支部・(株)吉田段ボール工業所 代表取締役)を中心に熱心に参加を呼びかけた結果、例会には総勢113名(ゲストを含む)が参加し、大阪や兵庫の青年部役員もお祝いに駆けつけました。

 「中小企業のネット活用法とこれからのSNSの可能性」と題して、講師の紀北支部の1000畑博信氏((有)シーエスピー 代表取締役)、有田支部の上野真歳氏((株)とち亀物産 代表取締役)がフェイスブックを中心としたSNSの活用事例を交えて報告。参加者からは「大変参考になった」との感想が多数ありました。

 青年部再興のきっかけは今年2月、大阪同友会青年部会の孔・前幹事長から、青年部会例会への誘いを受け、和歌山から5名が参加したことでした。そこで大阪のメンバーの勢いと熱気を感じ、和歌山でも再組織化しようという機運が高まりました。和歌山同友会ではこれまで「部会ネクスト」として、基礎的な勉強を柱に不定期の活動をしてきましたが、5月18日の第24回定時総会で正式に青年部会としての再スタートしたものです。

 設立以降、吉田幹事長は青年部会の仲間づくりのために県内全支部の例会に参加して呼びかけ、現在では71名の会員数となりました。また、8月6日に神戸で行われた近畿圏青年部合同例会には遠方の新宮支部のメンバーを含む24名が参加し、近畿圏の他の青年部からも「すごい! 勢いを感じる」と言葉がかけられました。

 青年部会では例会はいつもの支部活動とはまた違った青年部らしいもの、みんなが参加しやすく、開催するごとに参加者が増える例会を目指しています。10月に第2回の開催を予定しており、参加を呼びかけています。

「中小企業家しんぶん」 2011年 9月 5日号より