秋田同友会青年部会「あすか会」が設立【秋田】

 秋田同友会の後継者部会「あすか会」は、「青年部会」として組織がえし、新しいスタートを迎えました。

 6月7日に秋田同友会「あすか会」第4回総会が16名の参加で開催され、「後継者部会」から「青年部会」として組織がえしました。中同協青年部連絡会へも正式に参加。各同友会の青年部会との交流活動や連携活動に取り組む方針が承認されました。

 「あすか会」は2009年7月の設立から、「後継者部会」として学び合う活動をすすめてきました。会員は19名で、今後、さらに志を同じくする青年経営者、後継者、経営幹部の仲間を募り、質・量ともに力強い「あすか会」を育てていこうと誓い合っています。

 第1部総会では、「秋田同友会の青年部会としての心構えのもと、全会員の知恵と力を集めて活動をすすめ、さまざまなテーマで学び合いをしていこう」と提案があり、また、「青年部会」としての組織がえも提案され、満場一致で承認されました。

 第2部記念講演では、秋田プロバスケットボール(株)代表取締役社長水野勇気氏が「不可能を可能にした熱い想(おも)いを語る」をテーマに講演。bjリーグの秋田ノーザンハピネッツを創設した熱い心意気と、現在の経営やチーム運営の課題、これからの夢を報告しました。

 意見交換の中では、「秋田県は後継者不在企業率が全国第3位の74・2%となっている。社長の平均年齢が61歳と最も高い」というデータが紹介され、なぜ秋田に青年部会が必要なのかという認識を新たにし、仲間を募り、全国の青年部と交流し、秋田を盛り上げていこうと話し合われました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 7月 5日号より