全国の青年経営者の連携を~青年部連絡会内に運営委員会設置へ【中同協】

 6月30日、第2回中同協青年部連絡会が広島で開かれ、21同友会および中同協から76名が参加しました。

 はじめに、広浜中同協幹事長より「全国の青年部に対する期待が大きくなってきている。各同友会の青年部が、同友会理念を判断基準に、活動や運営が行われているかを確認してほしい」とあいさつがありました。

 議題では、中同協青年部連絡会の運営組織について、広浜中同協幹事長より試案が提案され、グループ討論のあと全体協議が行われました。その結果、青年部連絡会の運営全般の協議や青年部連絡会への議題の提案、運営全般について進捗状況の確認などを行う「中同協青年部連絡会運営委員会」を設置することを承認。

 今後、運営委員を北海道、東北、関東甲信越、中日本、関西、中国・四国、九州・沖縄の7つのブロックから各1名推薦、もしくは幹事長から委嘱すること。9月中に青年部連絡会運営委員会を開催することなどが確認されました。

 また、広島同友会青年部会連絡協議会副会長水口弘士氏より「広島同友会青年部会連絡協議会の活動」について事例報告もあり、各同友会青年部の活発な経験交流が行われました。

 グループ討論では「青年部は同じ悩みが共有でき、次世代リーダーの育成の場である」「自分自身の学びにもなり、お互いに進捗状況が確認できる」「青年部では本当の仲間づくりをすることができる」などの意見が出されました。

 最後に10月4~5日に島根で行われる第40回青年経営者全国交流会の取り組みや、5日の青全交終了後に第3回中同協青年部連絡会を開催することを確認しました。その後、ひろしま青年部合同例会が開催され、220名以上の青年経営者が集い、交流を深めました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 7月 15日号より