集い繋がり結ばれる 第40回青年経営者全国交流会in 島根に984名が参加

出雲の「縁」で 青年経営者が日本を動かす

 10月4~5日、「縁(えにし)創造~集い繋(つな)がり結ばれる!出雲の『縁』で青年経営者が日本を動かす!」をメインテーマに第40回青年経営者全国交流会(以下青全交、中同協主催)が松江市で開かれ、46同友会と中同協から984名が参加しました。

島根同友会は200名会員突破

 島根同友会は青全交までに201名会員を達成。うち青全交に164名と会員の8割以上が参加。全国の青年経営者が連携をふかめ、「縁創造」をスローガンに準備を進めてきました。

 1日目は分科会からスタート。全国の青年経営者の実践報告など11の分科会に分かれて学びあいました。「やりますけんねカード」というしおりが配られ、会社で実践しようと誓い合いました。

 分科会終了後の懇親会では、原田守・第40回青全交実行委員長より「青全交は島根“が”やるのではなく、島根“で”やるんだときいて、縁創造をスローガンに準備をすすめてきました。984名の参加をいただき、仲間の縁がたくさんできました」とあいさつがあり、活気あふれる交流が行われました。

 2日目全体会では、鋤柄修・中同協会長が「3つの目的の『よい経営者になろう』を青年経営者として1つずつ身につけてほしい」と主催者あいさつの後、松浦正敬・松江市長、溝口善兵衛・島根県知事より来賓あいさつがありました。地元の小田隆弘・島根同友会代表理事は「島根同友会が設立して10年。201名会勢で青全交に164名会員と8割以上が参加した。これをきっかけに島根県下全域に同友会をひろめていきたい」とあいさつがありました。

 その後、各分科会座長からの1日目の学びの報告があり、続いて中村ブレイス(株)代表取締役・中村俊郎氏より「空想の翼で駆け 現実の山野を往かん」とのテーマで記念講演がありました。中村氏は「みなさん一人ひとりのすばらしいパワーを大きな自信と誇りをもって、社会や地域、ひろい世界でいかしてほしい」と語りました。

「中小企業家しんぶん」 2012年 10月 15日号より