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【特集】第40回青年経営者全国交流会in島根

【会長あいさつ】切磋琢磨しよい経営者に

中同協会長 鋤柄 修氏

 青年経営者はルールをひとつずつ身に付けていただきたいと思います。

 心していただきたいのは、よい経営者になろうということを身に付けて、知識を吸収していくことです。そして会社に帰って実践していかなくてはいけません。

 人にはよい心と悪い心があります。今日はいいだろうと思う心をコントロールしないといけません。社員がみたらどう思うのかと考えてほしいと思います。

 お互いに注意しあって、乾杯前に懇親会で飲食しないことや、約束を守るなど最低限のマナーを身に付け、切磋琢磨してよい経営者になっていきましょう。

 最後になりますが、あらためて島根同友会のみなさまに感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。

【地元代表あいさつ】会勢201名達成 県下全域に同友会を広めたい

島根同友会代表理事 小田 隆弘氏

 2002年に島根同友会が広島、中同協の支援があり設立されました。

 10周年記念行事として当時中同協事務局長の蓮見氏が第40回青年経営者全国交流会にエントリーしていて、3年前の会勢約100名のときに、みんなで再度話し合い青全交の開催を決定しました。

 青全交当日までには原田青全交実行委員長はじめ、若い青年経営者たちが一生懸命準備をすすめてきました。

 当日までには会勢201名を達成するとともに、青全交には164名と会員の8割以上が参加したことは大変誇りに思っています。

 この島根での青全交が終わった後に何を残すかを考えて、これをきっかけとして県下全域に同友会を広めていきたいと思います。

【まとめ】青年経営者のつながりで日本を創っていく

中同協幹事長 広浜泰久氏

 2日間すばらしい青全交でした。原田実行委員長はじめ島根同友会のみなさん本当にありがとうございます。また記念講演の中村氏はじめ、分科会の報告者・座長のみなさまに感謝いたします。青全交のテーマに「集い、繋がり、結ばれる」とあります。島根の地で985名の参加がありました。また中同協に青年部連絡会が設立されてはじめての青全交でもあります。本当の意味で全国の青年経営者が繋がった青年経営者全国交流会でした。

青年経営者が日本や地域を創っていく

 まとめとして、第1に、青年経営者が日本や地域を動かしていく、創っていくという気概を持とうということです。第8分科会では事業承継をテーマに東日本大震災の翌日の風景を話されました。ひどい状況を見ながら、同友会理念の「国民や地域とともに歩む中小企業」をなぜか思い浮かべたと言います。地域を立ち上げていくのはわれわれしかいないという思いに駆られ、同友会理念はあらためてすごいと感じたと報告がありました。被災地の方は1000年先の雇用や地域をつくる責任は今のわれわれ中小企業にあるとの思いをもって取り組んでいるという話も聞きましたけれども、その1000年先の責任は日本全国のわれわれにもあるということをあらためて確認したいと思います。

経営者としての覚悟を固めて形にする

 第2に、経営者としての覚悟を固めて形にすることです。 それぞれの会社が必ずなんらかの形で「喜ばれる仕事」をし、社会になくてはならない会社であるはずです。そしてまた一緒に働いている社員を幸せにしていく会社をつくっていかなくてはいけません。

 皆さんは、これからも一番影響力のある人たちで、その自覚を持ちましょう。どういう自分なのかということをやはり見つめ直さなければいけないし、経営者としての自覚の前に人間としての自覚、核をもたなければいけないと思います。

 とにかく自分もまわりも「貶(おとし)めない」ということです。社員の人を目の前にして社員を貶めることがあってはいけないし、昨日の懇親会でもご来賓のあいさつのときに飲食することは、お話されている方を貶めていることになるでしょう。

 同時にそれをしている自分をさらに貶めていることになるんです。自分もまわりも貶めないことをベースとして持っていなければなりません。

 経営者としての覚悟を固めることは簡単ではありません。しかし、同友会には貴重な財産があります。それは「労使見解」であり、「経営指針」です。

 第8分科会では事業承継のバトンタッチをするときのバトンは、「労使見解の精神」とありました。後継者問題とは決してトップだけでの問題ではありません。 私の周りにも廃業や倒産する会社がありました。なぜかというと、みんな年を取り、経営者、スタッフ、営業マンがみんないなくなり、当然、廃業という形となりました。そういう会社が山のようにあります。

 次代を担う会社をつくっていかなくてはなりません。やはり一番成功率の高いのは経営指針です。会社のあらゆる課題を経営指針に織り込んで、その課題に全社員が日々取り組んでいくこと、経営指針に基づく経営をしていくことが一番確実な形だと思います。ぜひ皆さん経営指針に基づく経営をしていただきたいと感じていま す。

青年経営者のつながりを外部にまで広げていこう

 最後に、青年経営者のつながりができ、そのつながりを外部にまで広げていこうということが重要です。

 同友会理念、労使見解、経営指針とかそういったものを進めている団体はありません。それだけの貴重な財産をもって、学ぶ機会も気づく機会も、そして実践する機会も与えられて、大変恵まれているわけです。

 その恵まれた環境を自分たちだけのものにせず、多くの困っている経営者をお誘いして、良い会社をつくっていくという理念経営を実践する会社が増えていくことで地域が復活して良くなっていくし、日本もよく なっていきます。ぜひその仲間づくりには徹底して力を注いでいただきたい。

 同時にこれからは外部発信が本当に重要です。来年青全交が東京で開かれます。これはチャンスと思います。東京にはいろんな団体が集まっています。われわれからも発信をしていくといういい機会になるのではないかと考えています。

 皆さんの力で素晴らしい同友会をつくり、素晴らしい会社もつくり、素晴らしい地域、日本をつくっていくということでまとめとさせていただきます。

「中小企業家しんぶん」 2012年 11月 5日号より

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