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第2回「エネルギーシフト」―省エネ・コージェネレーション・再生可能エネルギー

 ドイツ・フライブルグ在住の環境ジャーナリスト村上敦氏。ドイツと日本の両方を熟知している方から、環境先進都市フライブルグ視察のコーディネートしていただいことは、今回のドイツ・オーストリア視察団にとって大変幸運なことでした。

 村上氏からフライブルグの中心市街地や住宅地、郊外の農村、住宅展示場、大学や職業訓練学校などを視察しながらレクチャーしていただき、広範囲にわたっている「エネルギーシフト」について考え方と実践を体感しながら学ぶことができました。

 「エネルギーシフト」とは、生活・仕事・交通・住宅などに関わる熱源や電力・燃料などのエネルギー全般にわたるものでした。

 徹底した省エネに取り組み、地域暖房やコージェネレーションシステムで熱源を有効利用し、再生可能エネルギーによる地域内自給をめざすこと、さらには中小企業の仕事と雇用を生み出し、持続可能で質の高い暮らしと仕事を総合的に地域全体で実現しようとするもの。そして、職業訓練学校やマイスター制度などエネルギーシフトを担う職人の養成や技術教育に力をいれます。

 より具体的な取り組みとして、「エネルギーシフト」の3本柱というものを学びました。第1の柱は省エネリフォームの推進。熱を有効活用するエネルギー自体を使わない住宅にリフォームをしていくこと。第2の柱は、地域暖房・コージェネレーションシステム。地域で発電し、その排熱を暖房として使用します。第3の柱は市民の手による再生可能エネルギーでした。

 次回は、「省エネ住宅・リフォーム」を紹介します。

(I)

「中小企業家しんぶん」 2013年 12月 15日号より

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