連携を強化し、地域経済の活性化を! 村上支部×(株)きらやか銀行 業務協力覚書締結【新潟】

 9月22日、新潟同友会村上支部と(株)きらやか銀行で、「業務協力に関する覚書」が締結されました。

 当覚書の目的は、経営体質の強化に役立つ情報や中小企業が抱える問題を共有することなどを通じて相互の連携を強化し、地域経済の活性化に寄与すること。

 調印式には、(株)きらやか銀行から東海林賢市代表取締役常務、米澤肇執行役員営業統括部長、鈴木勉業務統括部主任調査役、岸伸一村上支店長、佐藤辰美村上支店渉外課長、佐藤学村上支店融資課長ほか合計8名が、同友会からは、鈴木茂光代表理事、吉川芳邦代表理事、佐久間将副代表理事、舩山博貴村上支部長他村上支部会員合計21名が出席し、調印後は、懇親の場を設け、早速お互いの情報交換を深めました。

 村上には、きらやか銀行の前身のひとつである、旧山形しあわせ銀行が1952年に店舗を開設しており、同友会会員企業にとっても身近な金融機関となっています。

 今回の覚書調印に至ったきっかけは、4月22日、中同協第46回定時総会IN新潟のPRにと、鈴木代表理事、舩山支部長、ほか村上支部幹事が参加した山形同友会の定時総会でした。その場で、東海林代表取締役常務と情報交換を行い、山形同友会ときらやか銀行との連携強化に関する先例から話はスピーディーに進み、村上支部幹事会での協議などを経て、覚書締結へとつながりました。

 今後は、(1)融資に関する情報の提供、(2)(1)に関するノウハウの提供及びサポート、(3)同友会会員向け商品の開発などについて、各案件ごとに協議して定められていくことになります。

 また、これをきっかけに、他支部でも金融機関との具体的な連携強化に向けての動きが出始めています。

 今後も、地域金融機関などと連携を図りながら、力強い企業づくりに邁進していきます。

「中小企業家しんぶん」 2014年 10月 25日号より