神奈川同友会川崎支部は10月9日に川崎市産業振興会館で6回目となる「ビジネスリゾート2015」を開催し、732名が参加しました。「ビジネスリゾート」は公益財団法人川崎市産業振興財団の共催のもと会場の産業振興会館の1棟を借り、毎年開催される展示型イベントです。
102の出展企業ブースを用意し、会員のみならず一般の参加もできるよう開放しています。1階に一般消費者向けのリゾートフロア、4階に企業のマッチングを目的としたビジネスフロアを配置し、各企業による新商品の紹介やビジネスマッチングが行われました。リゾートフロアのイベントスペースではプロの技術に触れることのできるロボット競技会、大相撲、ボクシングなどのパフォーマンスが行われ会場を盛り上げました。
ビジネスフロアでは30分ごとに「スリランカのポテンシャル」「海外進出ってむずかしい？」などさまざまなテーマを持った11回のセミナーが開催されました。
また、別の階では大企業との個別マッチングや開放特許を紹介する川崎市知的財産交流会や弁護士・税理士など7士業による無料セミナー及び無料相談会を開催し、会員の悩みに応えました。
福田紀彦・川崎市長、山田長満・川崎商工会議所会頭の参加もあり、行政・他団体を含めた地域連携が始まっています。
今回は初めて合同企業説明会を同時開催し、求人企業として30社が参加しました。学生約50名の参加があり、求人企業のなかには1・4階の展示ブースで実際の製品に触れることができるところもあり、学生にとって企業の内容をより身近に感じられる機会となりました。
新会員も運営に携わり、互いを知り、学び、楽しむことのできるイベントとなりました。
「中小企業家しんぶん」 2015年 10月 25日号より
