空知中央西地区会(北海道)

新地区会が新風を巻き起こす~北海道・道北あさひかわ支部空知中央西地区会が発会

北海道同友会

 北海道内第二の都市であり、上川総合振興局管内最大都市である旭川市から南西に一時間、古くから道東と結ぶ交通の要衝として栄えてきた空知総合振興局管内中空知地域最大都市である滝川市と、かつて石炭産業で隆盛を誇り、現在は有名菓子店が軒を連ね、「スイーツのまち」としても名高い砂川市があります。

 この滝川、砂川両市を拠点として、かねてから準備をしてきた北海道同友会道北あさひかわ支部「空知中央西地区会」がこのたび発足し、2015年11月27日に開催した発会式には現地の会員や支部役員をはじめ、来賓として滝川、砂川両市長、商工会議所会頭、金融協会や金融機関など35名が集い、新しい地区会の船出を祝しました。

 初代会長に就任した畠山かおる氏(畠山かおる司法書士事務所)は「同友会の3つの目的に沿いながら、会員の皆様の声を聴き、地域に開かれた地区会をつくりあげていきたい」と述べ、今後の地区会活動への意気込みを語りました。

 また、設立呼びかけ人代表としてこれまでけん引してきた河戸三千之・副支部長(カワテックス(株)代表取締役)は「地域は非常に厳しい状況。地域に学びの場をつくり、よい企業づくりを真剣に考えていかなければならない。黙っていては企業も地域も崩壊する。その一心で設立に向けて動いてきた。これから充実した地区会活動をしていきたい」と語りました。

 発会記念講演の演壇に立った曽根 一・北海道同友会副代表理事((株)ネクサス代表取締役)は、自身がこれまでに経験した同友会の魅力や、同友会がきっかけになった新事業展開などについて講演し、新地区会発足に大きな期待を寄せました。

 およそ半年間の準備を経て道内45番目の地区会として誕生した空知中央西地区会は13名でスタート。無限の可能性を秘めた地区会が道北あさひかわ支部に新風を巻き起こします。

「中小企業家しんぶん」 2016年 1月 15日号より