【熊本地震】屈するわけにはいかない!英知を結集して逆境に立ち向かおう!

熊本同友会が150名で第35回定時総会を開催

熊本同友会

 6月1日、熊本同友会は4月から延期していた定時総会を開き、150名が参加しました。開会までの時間は、参加した会員同士でまずは再会を喜び、震災時の様子や現状を報告しあう様子があちらこちらで見られました。

 当日は中同協から贈呈された『記録集 東日本大震災から5年 中小企業家の絆』が全員に配布され、今回かけつけた鋤柄修・中同協会長は、阪神淡路大震災や東日本大震災の経験から、経営指針を復興指針にして、全社一丸の経営ですすめた会員企業は復興が早かったことなどにふれ、参加者を励ましました。また、田浦通・福岡同友会代表理事も応援にかけつけ、九州・沖縄ブロックの連携として激励の言葉を述べました。

 新年度活動指針の提案では、スローガンである「本音で語ろう~学び、気づき、そして実践」の重みと、震災を受けて全国の同友会や中同協に対しての支援への感謝が代表理事から述べられ、「これからは自分たちががんばっていく番。明日の会社を、従業員を守るため、本気でやっていきたい。本音で語っていきましょう」との決意と呼びかけが行われました。議案書とともに、会員企業や同友会、地域の中でどのような行動を取るべきかなどをまとめた「震災復興指針書~企業存続・地域再生のための行動指針」が確認されました。終了後は、震災で被害が大きく支部総会が延期された熊本市内の4支部とゆ~ほく支部、菊阿支部の総会も併せて開催されました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 6月 15日号より