お互いあてにし、あてにされる関係を【京都】

京都同友会

 6月15日、京都同友会南支部の6月度例会が「同友会活動を通じて目指すところは一緒!?」と題して、入局から12年間、同支部を担当してきた西山一緒・主任事務局員と、長年南支部の活動を牽引してきた支部長経験者でもある福野慎吾氏((有)章美プリント代表取締役、現組織委員長)の対談形式で行われ、30人が参加しました。

 「入局当初は同友会はどのような会なのか理解できていなかったし、自分の言葉で話せず、ぶれることも多かった」と振り返る西山氏に「今は客観的に物事や会員(人)を見ることができてパートナーとして頼りになる存在です」と福野氏。 地域になくてはならない企業づくり、組織づくりに向けて会員と事務局がお互いの課題を冷静に見つめ、共に育ちあう関係を構築していくことの大切さを問いあう形ですすみ、予定時間はあっという間に過ぎました。

 対談後のグループ討論では「立場は違うが目指すべき方向は一緒。お互いあてにし、あてにされる関係を築いていきたい」「入局当時から現在に至るまでの西山氏の変化や成長をあらためて思い返して、自社の社員の変化・成長と重ねて考えることができた例会だった。社内でも経営者と社員がもっとコミュニケーションを深めていくことが大事」などといった感想が寄せられました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 7月 15日号より