大阪市と環境負荷低減活動の協定を締結【大阪】

 大阪同友会は大阪市と、環境負荷低減活動の推進について連携協力するための協定を、3月31日に締結しました。

 大阪市役所市長公室で行われた調印式には、大阪市副市長田中清剛氏、環境局長北辻卓也氏、環境局理事兼エネルギー政策室長松本高秋氏、環境局環境施策部長野原賢一郎氏、環境局環境施策部環境施策課長井原優子氏が、大阪同友会からは、堂上勝巳代表理事、仁張正之代表理事、森嶋勲代表理事、杉山尚治事務局長が出席しました。

 今後、大阪同友会、大阪市は、本協定に基づき、相互の人的・知的資源を効果的に活用し、事業者の自主的かつ積極的な環境負荷低減活動を推進していきます。事業活動に伴う温室効果ガスの排出抑制等を図るとともに、省エネルギーや創エネルギーなどの活動を通じて温室効果ガスの排出抑制などを図ることにより、低炭素社会をはじめとする環境への負荷の少ない社会の構築、当該事業者の企業価値の向上をめざしていきます。

各主体の役割とメリット

<中小企業者>
役割:自主的な環境負荷低減活動の報告
メリット:企業イメージの向上、PDCAサイクルの構築、コスト削減

<事業者団体>
役割:会員事業者へのPR、大阪市施策への協力
メリット:団体の活性化、イメージアップ

<大阪市>
役割:活動の支援(情報提供等)、大阪市ホームページ等による参加団体、活動企業の紹介、制度全体の広報、PR
メリット:中小事業者の温室効果ガス排出削減対策の充実、取組の水平展開

「中小企業家しんぶん」 2017年 5月 5日号より