島根同友会が300名会員達成 共同求人・社員教育活動全国交流会開催を契機に【島根】

 島根同友会は12月7~8日に共同求人・社員教育活動全国交流会を開催し、過去最高となる306名の会員で各同友会の参加者を迎えました。

 創立15周年記念行事として交流会を開催するにあたり、300名会員で迎えることを決定し、野津積・実行委員長(モルツウェル(株)代表取締役社長)は「決めたことは、必ず達成しよう」という思いを会員に訴え続け、率先して自ら仲間づくりに動きました。あきらめない強い思いと行動に共感する経営者が増え続け、2017年10月から一気に会員増加数は2桁となり、期首比では84名増と、過去にない増加となりました。

 島根同友会は、2013年4月に200名を超えてから毎年純増で推移するものの、1桁ほどの増加にとどまり、300名目標からは大幅に下回っていました。今回は、これまでに参加したゲストや後継者への例会のお誘い、ゲストについての情報の共有、青年部会と他団体の青年部の連携などの取り組みと実行委員をはじめとするリーダーの思いが相まって300名会員達成につながりました。新入会員の約7割が青年経営者であり、島根同友会と島根県の未来に期待が膨らみます。

 野津氏は、300名達成を受けて「300名会員は通過点であり、来年度の400名、再来年度の500名に向けての出発点でもある」と述べ、島根の未来を切り拓くためさらなる会員拡大を呼びかけています。

 島根同友会では、島根になくてはならない企業を増やし、地域に貢献できる経済団体を目指し、第2次中期ビジョンの最終年度である2019年度の500名会員へ向けて新たな取り組みを始めていきます。

「中小企業家しんぶん」 2018年 3月 15日号より