中同協50周年5万名へ~日本と地域の未来を拓こう! 中同協第4回幹事会で総会企画など決まる

 3月9日、中同協第4回幹事会が、東京で開かれ46同友会と中同協から120名が参加しました。

 冒頭、広浜会長が「政府のすすめる生産性革命や働き方改革は同友会の学びと一体のものとして理解しないと自社の成果に結びつきません。同友会の学びを実践していくことで外部から高く評価されてきています。今後もさらに広げていきたい」とあいさつしました。

 議事では第48回中小企業問題全国研究集会の実施報告や50周年記念事業の進捗状況、各委員会活動が報告されたほか、今後の行事の開催日程などを承認しました。

 第50回定時総会は「中同協50周年5万名へ~同友会らしい企業づくりの輪を広げ、日本と地域の未来を拓こう!」をスローガンに、2019年中同協設立50周年キックオフ総会と位置づけ、16分科会と2日目には田山謙堂・中同協顧問などによる鼎談(ていだん)を行うことを確認しました。

 また、中同協発行書籍『共に育つ』を改訂して来年度発行することに伴う企画コンペや、経営労働委員会で検討中の「働く環境づくりのガイドライン」を来年度前半に各同友会で試験運用することなどを決めました。

 次年度の「国の政策に対する中小企業家の要望・提言」についても意見が交わされ、第50回定時総会議案1次案についてはグループ討論で意見が出されました。

 新たに、申し合わせ「各地の災害等への中同協の対応についての考え方」を承認したほか、「中同協組織の役割・位置づけ」について、検討組織を決め、来年度中に明確化することを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 4月 5日号より