振興条例、労使関係など交流ー連合と意見交換会

 6月5日、中同協は日本労働組合総連合会(連合)との意見交換会を東京で開催しました。

 連合との意見交換会は年1回開催しており今回で5回目。中同協からは広浜泰久・会長、中山英敬・幹事長をはじめ、役員・事務局など7名、連合からは相原康伸・事務局長をはじめ副事務局長、各部門の局長など13名が出席しました。

 はじめに連合から2018春季生活闘争、地域フォーラムの実施状況などについて報告。中同協からは林哲也・経営労働委員長が「働く環境づくりのガイドライン試案」について報告しました。

 続いて中小企業憲章・中小企業振興基本条例の取り組み、中小企業における取引の適正化、健全な労使関係の確立などをテーマに意見交換が行われました。中小企業振興基本条例づくりについては、それぞれの団体での条例制定・活用についての取り組みや課題などを交流。また「働く環境づくりのガイドライン試案」については連合からも大きな共感と関心が寄せられました。

 中山幹事長が「地域の将来を考えれば、共に取り組める部分は大きいと感じた」とまとめを行い、相原事務局長と広浜会長がそれぞれ「社会的に中小企業や労働組合のイメージを変えていきたい」と閉会あいさつを行い、今後も交流を深めていくことを確認し閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 7月 5日号より