同友会らしい社員教育活動を【第1回中同協社員教育委員会】

 9月14日、社員教育委員会が開催され、27同友会と中同協から51名が参加しました。

 審議・確認事項では、今年度の委員会体制の確認から、「新版共に育つ2」の掲載内容、2019年11月に開催予定の社員教育活動全国研修・交流会(岡山)の準備状況について確認しました。

 後半は、2018年度より新しく中同協社員教育副委員長となった、佐々木喜興・(株)シーキューブソフト代表取締役(東京同友会共育委員長)より、東京同友会の共育委員会の活動報告があり、委員会の今日までの歩みから、委員会の活動理念を明文化することの重要性、各委員会・支部との連携における委員会の活性化について報告がありました。続いて梶谷俊介・中同協社員教育委員長より問題提起があり、(1)同友会らしい社員教育活動のあり方とは、(2)同友会らしい社員教育活動を広げていくために今後何に取り組みますかをテーマにグループ討論を行いました。

 討論発表では、同友会らしい社員教育活動を広げていくために「研修に社員を出したことで、会社が変わった事例の共有」「経営指針をつくった人に社員教育委員会に参加してもらう流れをつくる」「委員会のめざすものを位置づけ、明文化する」などが報告されました。

 最後に小島秀孔・中同協社員教育副委員長から「本日の学びを各同友会に持ち帰り、社員教育委員会の活性化のために何に取り組むのか議論頂ければと思います。特に他委員会との連携である横のつながり、委員会の活動を支部に落とし込む縦のつながりを意識し、社員教育活動を広げていきましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2018年 10月 15日号より