2018年12月以降に行われた各機関との懇談【中同協】

内閣府男女共同参画局局長との懇談

 12月18日、中同協では「第22回女性経営者全国交流会」の後援依頼も兼ねて、今年度就任した池永肇恵内閣府男女共同参画局局長を内閣府に訪ね、懇談しました。中同協からは平田美穂事務局長、本多由佳主任事務局員が参加しました。

 池永氏が同局調査課長であった2007年3月に中同協女性部連絡会で、「少子化に対応し仕事と家庭が両立できる企業づくりへ~ワーク・ライフ・バランス推進が企業に与える影響」について報告したこともあり、中同協からの活動紹介も積極的に受けとめていました。

『働く環境づくりの手引き』で連合と懇談

 1月23日、中同協は連合(日本労働組合総連合会)と中同協が発行予定の『働く環境づくりの手引き』について懇談を行いました。連合からは山根木晴久総合組織局長など4名、中同協からは平田美穂事務局長など2名が参加しました。

 連合からは「全体的に労使の対等の原則を基調に書かれており、中同協の真摯な取り組みに敬意を表すべき内容」、「経営者がここまで書かれたことに感動した」など、全体的に評価する意見が述べられました。また、個々の記述などについて改善提案などがあり、意見交換が行われました。

文部科学省インターンシップ推進係長と懇談

 1月24日、村上寛和・文部科学省高等教育局専門教育課インターンシップ推進係長が中同協を訪れ、荻原靖専務幹事、平田美穂事務局長、横山朋美主任事務局員、後藤裕介事務局員が対応しました。

 今年度同省が新設した「大学等におけるインターンシップ表彰」は、他の大学や企業などに普及するのにふさわしいモデルとなり得るインターンシップをグッドプラクティスとして顕彰するもので、山形大学と山形同友会の連携した取り組みが最優秀賞に選定されました。

 そのこともあり、本来のインターンシップとはどうあるべきか、同友会として発表している「私たちの考えるインターンシップ~中小企業の魅力広げ、教育・求人の一環として」をもとに懇談しました。

春闘や中小企業支援策などで全労連と懇談

 1月29日、中同協は全労連(全国労働組合総連合)と懇談を行いました。全労連からは小田川義和議長など7名、中同協からは広浜泰久会長など7名が出席しました。

 全労連からは春闘や消費税増税、中小企業支援策などについて報告があり、中同協からは『働く環境づくりの手引き』などについて報告、それらを受けて意見交換を行いました。

 懇談の中では、中小企業振興基本条例の推進や循環型経済の構築、公正な取引関係の実現、消費税10%増税凍結など共通する課題も確認され、相互の取り組みなどを交流しました。

近畿経済産業局が東京開催イベントで来訪

 2月1日、細川洋一経済産業省近畿経済産業局総務企画部中小企業政策調査課長と山本麻希係長が中同協を訪れ、同局が主催する「関西企業フロントラインワークショップin東京」の広報依頼があり、荻原靖専務幹事、平田美穂事務局長が対応しました。同局は管内の企業1,000社をヒアリングしており、事業承継の現状などについて懇談しました。

 同内容は、2月4~5日に開かれた中同協中小企業憲章・条例推進本部と政策委員会合同会議でも大阪同友会から紹介されました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 2月 15日号より