「働き方改革」について意見交換~厚生労働省との懇談会【中同協】

 2月1日、中同協は厚生労働省と「働き方改革」や同一労働同一賃金などについて懇談を行いました。

 厚生労働省からは、本多則惠大臣官房審議官、小林洋司雇用環境・均等局長、吉村紀一郎雇用環境・均等局有期・短時間労働課多様な働き方推進室室長が参加。中同協からは、石渡裕政策委員長、荻原靖専務幹事、平田美穂事務局長、ほか2名が参加しました。

 懇談では、最初に中小企業家同友会について説明を行い、経営労働委員会の進める『働く環境づくりの手引き』と』すぐにできる10人未満の会社の就業規則(仮)』、中同協の「働き方改革関連法」についてのアンケートの概要を報告しました。

 次に、厚生労働省から働き方改革の推進における(1)労働時間法制の見直し、(2)雇用形態にかかわらない公正な待遇の確保の2点について紹介がありました。

 石渡氏は政策の周知がまだ不十分で、中小企業の実状に沿っていないことなどを指摘。小林氏からは「働き方改革が絵に描いた餅にならず、経済成長につながるよう、中小企業の声を聞いていきたい」と話し、和やかに懇談しました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 2月 15日号より