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鹿沼・日光支部(栃木)~地域の10年後、30年後を話し合える場づくりへ

 1月24日、鹿沼商工会議所で栃木同友会鹿沼・日光支部の設立総会が開催されました。支部設立に向け協力した群馬同友会や中同協からの力添えもあり、83名の参加による新春講演会・設立総会となりました。

 総会では八木仁栃木同友会代表理事が「管内の中学校卒業生15歳1500名に、将来どれだけ働いてもらえる場をつくるのかはわれわれの責任、その場づくりの本番がスタートする、頑張っていこう」とあいさつ、その後佐藤信鹿沼市長の来賓あいさつ、新春講演会が行われ、鹿沼・日光支部設立宣言につなげられました。

 新春講演会は、岩手同友会の(株)幸呼来Japan代表取締役の石頭悦氏を報告者に迎え「『さき織』で岩手から世界へ!~社員と共に付加価値を生み出す地域実践~」と題して講演が行われました。同友会活動がきっかけで希望とともに生まれた(株)幸呼来Japanですが、企業経営と、障害者就労への思いや裂き織への思いが迷走し、従業員たちとの間に溝が生まれ「何のためにこの事業を行っているのか」がわからなくなります。その後同友会の経営指針をつくる会に参加し、伝統技術の継承「裂き織」、障害者雇用「活きる職場」、企業残反処理問題「リサイクル」。この3本柱を基に「障害者とともに裂き織を事業としてやっていく」ことが腹に落ちることで、その後の2018グッドデザイン賞の受賞、またオニツカタイガーとのコラボ事業の成功につながっていきます。その過程の中で、率直に語り合える仲間の存在(同友会)が必要であったと語りました。

鹿沼・日光支部準備会は、昨年2月より毎月の例会を重ね、仲間を増やし、周辺の会社訪問で地域の課題を掘り起こし、論議を深めながら設立の日を迎えました。斎藤秀樹支部長((株)ウィステリアコンパス代表取締役)は「鹿沼・日光は栃木県内に於いても人口減少が著しい地域ですが、一方同友会メンバーの企業連携によって新たに雇用が生まれ、移住者が増える取り組みも行われています。私たちは地域の10年後、30年後を見据え、この地で人が豊かに生きていくために、どんな課題があって、何をしていかなければならないのかを率直に話しあえる場をつくり続けて参ります」と力強く鹿沼・日光支部の設立を宣言、22名での発進となりました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 2月 15日号より

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