中小企業が地域の光に 新春の集いを開催【山梨】

 1月22日、入会対象者10名を含め約100名の参加で山梨同友会の新春の集いが開催されました。

 開会にあたり、北原正倫山梨同友会代表理事は「今年は中小企業を取り巻く外部環境が激変します。働き方改革、消費増税、キャッシュレス化の動きなど、目先の動きに踊らされずに『労使見解』の精神に今一度立ち返り、経営姿勢を正しながら会社を前進させていきましょう」とあいさつしました。

 記念講演では中同協相談役幹事の鋤柄修氏が「激動の時代を勝ち進む学習型企業づくり~中小企業が地域の光に~」と題して経営実践を報告しました。労働組合が結成されてからの企業づくり、同友会での学びをいかに企業経営と不離一体のものとしてきたのか、参加者を叱咤激励しながら提起しました。

 グループ討論では「激動の時代に、経営者として何をすべきか」をテーマに議論。特に働き方改革への対応をチャンスと捉え、社員と自社の存在意義を再確認し、何のために働くのかを共有して時代変化をリードする企業づくりが大切であることを確認しました。

会場では鋤柄氏の著書『経営者を叱る』のサイン会も実施され、多くの人が列にならびました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 2月 25日号より