時代の変化に耐えうる企業や組織を語れる存在に【中同協女性部連絡会】

 3月5日、阪南大学あべのハルカスキャンパスにて第2回中同協女性部連絡会が開催され、23同友会および中同協から69名が参加しました。

 はじめに、久賀きよ江・中同協女性部連絡会代表から2018年度の活動報告と2019年度の活動方針として、(1)積極的に経営を学び経営力を高める、(2)経営実践を通じて地域からの期待に応える、(3)学びあい成長しあう仲間を増やして女性会員、女性役員比率を高める、の3点が提案されました。

 また、女性経営者全国交流会について、6月13~14日に開催される第22回(広島)はリーガロイヤルホテル広島を会場に、「認めあい、高めあい、生かしあう関係づくりの実践を!」をテーマとして全7分科会で開催、翌年2020年開催の第23回(新潟)は6月18~19日、会場として朱鷺メッセを予定していることが報告されました。

 続いて、活動交流として、松本尚子・島根同友会女性部会長、桑山知子・富山同友会女性部会長の両名より、各同友会女性部の取り組み・部会長としての学び、企業経営との関係などについての事例報告があり、グループ討論を行いました。

 グループ討論では、出席者間の活動交流のほか、同友会の女性組織で学ぶ意義、女性部としての仲間づくりなど、3つのテーマについて深めあいました。

 最後に、久賀代表は「成熟した時代の経営には女性の視点や感性が重要になってきます。自社ではもちろん、自身の同友会でも積極的に提起して、時代の変化に耐えうる企業や組織を語れる存在になりましょう」とまとめました。

 次回、第1回女性部連絡会は2019年9月2~3日に東京にて行います。

「中小企業家しんぶん」 2019年 4月 5日号より