全国で合同入社式・新入社員研修が開催 No Work Work(ワクワク) No Life 2019合同入社式【東京】

 新たな年度を迎え、4月初旬には各同友会で合同入社式・新入社員研修が開かれています。東京同友会の合同入社式の概要を紹介します。

 東京同友会は4月1日に東京都・中野サンプラザで2019合同入社式を行い、64社から210名の新入社員が参加しました。

 最初に、仲田喜義・東京同友会代表理事が主催者を代表してあいさつしました。仲田氏は自身の社会人生活を振り返りながら新入社員へエールを送り、「一歩一歩社会人として成長してほしい」と呼びかけました。来賓として、加藤菊江・和洋女子大学進路支援センター長、渡邊優・日本大学学生部次長、高橋陽介・日本電子専門学校キャリアセンター長、小暮恭一・中同協共同求人委員長が出席し、加藤氏から「失敗を武器に、中小企業でキャリアを積んでほしい」と来賓を代表してあいさつがありました。

 先輩からの激励の言葉では、(株)アビックシステムの神崎良太氏、司法書士リーガル・パートナーの富永芽衣氏が自身の体験を交えながら社会人の心構えを話しました。

 新入社員の決意表明として、(株)セーフティ&ベルの永田健氏、(株)エム・ソフトの林真知子氏が学生から新社会人へ変わる不安と期待を込めて、抱負を述べました。

 記念講演では、「No workwork(ワクワク)No Life」と題して、(株)船橋屋執行役員企画本部本部長の佐藤恭子氏が報告。佐藤氏は「(1)なぜあなたはその会社でなければならなかったのか?(2)なぜ入社した会社はあなたでなければならなかったのか」という質問を新入社員に投げかけ、自身の就職活動と会社での経験を踏まえ、やりがいを自分自身で見つけ、皆さん一人ひとりの成長が社会貢献につながると話しました。

 最後に、大脇耕司・東京同友会共同求人委員長が「会社とは学ぶ場所であり、今日の学びから変わらなければ明日も変わりません。社会人として、ワクワクしながら笑顔で働いていきましょう」とあいさつし、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 4月 15日号より