地域や日本をよくする同友会【第34回中同協役員研修会】

 10月3~4日、第34回中同協役員研修会が秋田で開かれ、9同友会と中同協から47名が参加しました。

 第1講は、「同友会の歴史と理念」として、国吉昌晴・中同協顧問が『中同協50年史』をもとに報告。「労使見解」の精神での同友会の企業づくりの運動が、経営環境改善の課題への取り組みでも説得力あるものとなっていることなど強調しました。

 第2講は「『労使見解』に基づく企業づくりに取り組み、『人を生かす経営』の輪を地域に広げよう」をテーマに中山英敬・中同協幹事長が報告し、同友会で学んで変わった自らの経営姿勢の変化と実践を語り、全国5万名へ向けた取り組みを「楽しくやる、みんなでやる、最後までやる」と呼びかけました。

 第3講は「同友会運動と役員の役割」と題して広浜泰久・中同協会長が報告。運動の全体像を理解し、運動の主体者として自ら実践してありようを確認しながら進めることの大切さを報告しました。

 2日目のまとめとして藤田光夫・中同協副会長は「知ってもらえれば入会してもらえるのが同友会。地域や日本をよくすることにつながる」と、会員を増やしていくことの意義も強調しました。

「中小企業家しんぶん」 2019年 10月 15日号より