5万名会員の達成に向けて課題を共通認識に【中同協正副会長会議/5万名推進・組織強化本部会議】

 10月9日、中同協は正副会長会議および5万名推進・組織強化本部会議を開催し、14名が出席しました。5万名会員の達成に向けての現状把握と今後の取り組みについて、前日の幹事会での討議を振り返りながら意見交換を行いました。

 論点となったことの1つは、「学ぶことと、それを実践することに弱点があるから積極的に入会を勧められないのではないか」という課題です。代表理事や会員増強担当者をはじめとする役員が、自社の経営について日常的に語ることが必要であり、中同協幹事会でも「同友会運動と企業経営は不離一体シート」を使った事例報告を取り入れるなどしてあらためて確認することとしました。

 第2の論点は、各同友会の維持・発展を保障する財政基盤と予算が確立されているか、それを意識した運営と運動になっているかということです。堅実な会費収入と運動のパートナーである事務局員が意欲をもって取り組める給与水準を保障する予算を組みつつ、会員増強にも積極的に取り組むことが必要であることを確認しました。さらに、役員は自社と同じように考えてこの課題に対応するべきだとの認識を共有しました。

 これらの点は今後、各ブロックや中同協幹事会などで共通認識にしていくよう、意見交換・情報交換などをすすめていく予定です。

「中小企業家しんぶん」 2019年 10月 25日号より