「地域とともに」 ゆーほく支部でマルシェを開催 【熊本】

 7月28日、熊本同友会ゆ~ほく支部は熊本市植木町にて「第1回ゆ~ほくマルシェ2019」を開催しました。9月に青年経営者全国交流会(青全交)が開催されるため、真夏の7月に「激暑」という覚悟を持って、時期を早めての開催に踏み切りました。

 準備期間3カ月を切った状態より開始し、マルシェ実行委員を支部内で結成、準備対応を行いました。毎日のようにマルシェ実行委員メンバーと対話し、それぞれの得意分野を発揮・協力できる体制が整えられました。前日までの準備と前日の仮設営は「段取り8部・仕事2部」と社会人になる時に教わった教訓が正にこの場でも生かされることとなりました。

 開催にあたり大きな目的は、出店者間のコミュニケーション、ゲスト出店者の同友会入会、さらに大きな目標の1つは「地域とともに」の3つです。出店者41店舗(うち11店舗はゲスト参加)、集客は約600名と第1回目で広報などが十分できなかったにもかかわらず、店舗売上が通常のマルシェよりもよかったという声もあり主催者側としてはホッと胸を撫で下ろす結果となりました。さらに他支部を含め入会者4名という効果もありました。

 地域のまちづくりセンターやコミュニティセンターの方々より「地域のためにすばらしかった。来年度は合同で開催させてほしい」との言葉をいただき、最大の目標であった「地域とともに」へ今後の可能性も広がりました。すべての苦労が一瞬にして幸せに変わることを体感できたことに感謝いたします。

 多くの同友会仲間の支援・援助を受け、さらにゆ~ほく支部会員の力と支部長の女房役の小坂貴和子幹事長のアイディアと(株)トライ(印刷業)のパワーが大きな支えであり、また植木温泉の女将軍団リーダーの平山愛副支部長の行動力、それを支えた幹事メンバー。「第1回ゆ~ほくマルシェ」を無事に開催でき来年につなげる架け橋となったことは間違いないと感じています。

 全国の皆さまへ!来年度は「ゆ~ほくマルシェ2020」にご参加お待ちしております。

熊本同友会ゆ~ほく支部長 鳥丸 克彦

「中小企業家しんぶん」 2019年 11月 5日号より