共同求人活動の理念に立ち返り、魅力ある企業づくりを【中同協共同求人委員会】

 1月30日、中同協共同求人委員会が東京で開かれ、24同友会・中同協から56名が参加しました。

 最初に「共同求人活動で企業が変わり、地域が変わる」をテーマに(株)アーム代表取締役の阿萬英一朗氏(宮崎同友会)から企業実践事例の報告がありました。

 次に小暮恭一・中同協共同求人委員長より、2019年度の活動の特徴と課題について問題提起があり、その後「企業実践を通して共同求人活動の理念をどのように広げていきますか」のテーマでグループ討論を行いました。

 審議事項では、Jobwayの改修の確認や次年度予算について検討。また、昨年9月に行われたJobway検討プロジェクトについて川中英章・中同協共同求人副委員長より報告がありました。

 佐藤全・中同協共同求人副委員長は、「求人活動では、合同企業説明会に学生が来ない、参加企業が少ないなど結果=過去の話ばかりの運営論に陥りがちです。それではいつまでたっても『人採り』の議論にしかなりません。学校訪問の中で外国人の就労や通年採用への問題など、実際に壁に当たる課題があると思います。共同求人活動の理念に立ち返り、魅力ある会社づくりを推進するとともに、直面する雇用の諸問題も含めて、各同友会でも議論していきましょう」とまとめました。

 共同求人活動の理念に立ち返り、魅力ある企業づくりを進めること、また各同友会の委員長は率先して運動を推進していくことを確認して終了しました。

 引き続き翌日には第2回Jobway検討プロジェクトを開催し、12月14日に予定している全国企業ガイダンスの開催要項やJobwayサイトのあり方などについて議論・検討を行いました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 2月 15日号より