自ら学び、同友会理念の体現者になろう【第2回中同協広報委員会】

 2月20~21日、大分・日田で第2回中同協広報委員会が開催され、14同友会および中同協から47名が参加しました。

 最初に塚崎伸一・大分同友会代表理事より開催地を代表してあいさつがあり、問題提起として加藤昌之・中同協広報委員長が「同友会運動の将来展望(10年ビジョン)の具体化」について報告。加藤氏は「広報委員は、同友会理念を正しく理解して、自身の経営体験を交えながら周りに伝えることが重要」だとして、同友会の3つの目的に沿って行動すべきことを具体的に提起しました。その後、グループ討論を行い、将来展望を広報委員会や自社でどう実践していくかを深めあいました。

 委員会の議題では、「中小企業家しんぶん」アンケートの結果概要について説明があり、メールマガジン「DoyuNews」の今後の企画について意見交換を行いました。また、会員増強について広報委員会としての取り組みを交流し、5万名会員達成に向けて最後までやり抜くことを再確認しました。

 2日目は、まず7月14~15日に北海道で開催される中同協第52回定時総会の広報委員会関連分科会として、加藤中同協広報委員長と西良旺子副委員長の2名を報告者とすることを確認。続いて実践報告として大分同友会広報委員長の宮野大樹氏((株)Daijyu.tech代表取締役)が「広報委員長をさせていただき、自身が変わり、会社が変わった」をテーマに、兵庫同友会の西良旺子氏((株)be.love.company代表取締役)が「『伝える』ことの大切さを伝える」をテーマにそれぞれ報告がありました。

 最後に、宇佐見孝・中同協広報副委員長が「自らが学び、実践する中で得た情報を会員に伝え、そしてその人が実践したことをまた聞く。この循環を繰り返し、よい会社が増えることで、地域も豊かになります。広報委員会で楽しく学び、その仲間も増やしていきましょう」とまとめ、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 3月 5日号より