コロナ禍の中、環境経営やSDGsの実践を【中同協環境経営委員会】

 7月31日中同協環境経営委員会がオンラインで開催され、16同友会および中同協から27名が参加しました。冒頭、赤津加奈美・環境経営委員長から「活動がなかなかできない状況ですが、ZOOMを活用して、環境経営の実践、委員会活動の報告と経験交流を深めていきたい」とあいさつがありました。

 続いて、同友エコ2019環境経営委員長賞受賞企業で石川同友会の(株)中元建築設計事務所代表取締役の中元伸夫氏より環境経営の実践報告がありました。中元氏は南米エクアドルに伝わる小さなハチドリの物語を紹介し、「私は、私にできる事をしているだけ。微力は無力ではない、とにかく行動を起こせば、その行動は無駄ではない」と自社の実践を報告。太陽光発電、太陽熱給湯、雨水利用、グリーンカーテン、低燃費車の導入など事例を紹介しました。

 その後参加者で「コロナ禍の会社の状況・近況」「各同友会の環境経営関連の活動などの状況」について情報交換を行いました。各同友会はオンラインでの活動を実施し、環境経営やSDGsをテーマとした例会の開催や、アフターコロナを見据えた勉強会、BCP策定セミナーなどさまざまな事例が交流されました。

 今後の活動については、「同友エコ2020」アンケートの項目を整理して実施することを決定しました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 8月 25日号より