全国の仲間と、つながり、学び合う~全国新入事務局員フォローアップ研修交流会

 中同協では、8月7日に全国新入事務局員フォローアップ研修交流会をZOOMで開催し、16同友会と中同協から新入局員22名、先輩局員11名が参加しました。中同協では、例年7月に研修交流会を2泊3日で開催していますが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オンラインでの開催となりました。

 冒頭、「新入事務局員への期待」として、中山英敬・中同協幹事長より「それぞれ素晴らしい事務局に入局された。事務局は同友会運動を創造的に広げるセンターであり、会員のパートナーである。その自覚と誇りをもって学びを深めてほしい」とあいさつがありました。

 その後、自己紹介に続いて、ブレイクアウトルーム機能を使ったグループ討論を実施。事前課題として準備したワークシートを基に、入局動機、現在の悩みや課題、先輩局員への質問などを討論しました。平常時のような活動ができず、対面する機会が減っている中で、会員訪問ができずに名刺交換ができていないなど、コロナ禍で抱えている悩みを共有しました。新入局員から、「会員や支部ごとの違いを理解することが大切であることなど、先輩局員から具体的なアドバイスがもらえてよかった」「正確な情報を伝えることが一番大事。困った際に、相談できるような関係づくりが必要だと学んだ」「悩みや困っていることを共有でき、共通した悩みも多くあることがわかり安心した」などの意見が出されました。

 後半に入り、新入局員から「本日感じたこと、学んだこと、今後の抱負」を発表。「コロナに配慮しながら積極的に会員訪問をしたい」「全国に多くの仲間がいることを意識しながら日々の業務に励んでいきたい」など意欲的な姿勢が見られました。

 最後に、先輩局員より、「自分の個性を生かし、自分なりのやりがいを見つけてほしい」「いま、新たなチャレンジをしている会員も多い。次の時代に向けて、事務局として運動を広げていこう」と心強いエールがありました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 9月 5日号より