生き残れ! そして未来へつなげ広げよう学びの輪 磨こう経営の力 2020全県経営研究集会【埼玉】

オンラインで総勢400名が参加

埼玉同友会の全県経営研究集会が10月29日にオンラインで開催され、総勢400名の参加がありました。

全体会では来賓として、大野元裕埼玉県知事並びに清水勇人さいたま市長が録画にてあいさつしました。

基調講演は橋本久美子氏((株)吉村代表取締役、東京同友会副代表理事)が「世の中は戻らない。そして私達は未来へ向かう ~新しい社会。これからの経営とビジネスを決定づけること~」をテーマに埼玉同友会の折原副代表理事との対話形式での講演でした。

どんな危機にも揺るがない企業づくり。橋本氏がコロナ禍に何を考え、どう行動したのか。すでに来てしまった新しい社会で生き残る「強い会社」の本質と「生きた知恵」を報告から皆が学びました。

続いてZOOMにて全7分科会を開催しました。

第1分科会は「未来に繋がる「地域企業」としての自覚と実践」と題し、持続可能な地域づくりは関係機関と連携した「地域企業」が担うとの報告がありました。

第2分科会は「算盤が無いと笑われた経営者の逆転劇」と題し、1つの武器で再び未来を掴んだ奇跡の軌跡の報告でした。

第3分科会は「百戦錬磨のベテラン会員が語る。何故雇用が必要か!」と題し、同友会の学びは不変であり、どんな時代にも活かされるとの埼玉同友会のベテラン経営者の報告でした。

第4分科会は「社長が変われば会社と社員の未来も変わる!」と題し、経営者がやるべきことは自らの意識を変えて社内全体を変えるという自身の取り組みの報告でした。

第5分科会は「向き合うから 響き合う。だから面白い~寛容な社会を目指し、やるべき事とできる事~」と題し、社員と向き合い、会社を成長させることの重要性と新たな分野への挑戦についての報告でした。

第6分科会は、「難局を乗りこえて今「働き方改革」の次の課題を検討」と題し、経営者の悩みを解決しながら社内の環境を前進させる手法の報告がありました。

第7分科会は、「経営者としての目覚め 姿勢と覚悟 ~今こそ集え、青年経営者達よ、羽ばたきの準備を整えよう!!~」と題し、経営指針セミナー、青年部活動を通じて本気で関われる仲間とともに経営者として成長した報告でした。

今回の埼玉全研はすべてオンラインで試行錯誤の開催でしたが終わってみれば皆、充実感・いっぱいの全研となり、学びを深められました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 11月 15日号より