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自ら学び行動する人を増やし、地域を元気にしよう~山形同友会初となる酒田地区会を設立

 9月29日、新型コロナウイルス感染症の影響で延期していた山形同友会庄内支部酒田地区会設立決起集会が、ホテルリッチ&ガーデン酒田で開かれ、会員20名で酒田地区会が設立されました。企業づくりと地域づくりの課題が一体となる中、持続可能な地域づくりの役割を担うため、同友会が地域社会とかかわる窓口として、山形同友会初の地区会を庄内支部に設立しました。

 当日は県内各地から来賓・ゲスト参加者も含め50名が参加。冒頭、あいさつに立った川合勝芳代表理事は「新型コロナウイルスは世界中に大きな打撃を与えています。日本経済の根幹である私たち中小企業はこの難局の克服が求められている。会員相互に学び合いと交流を深め、『よい会社をつくろう・よい経営者になろう・よい経営環境をつくろう』という3つの目的を実践し、元気な企業になることは地域の活性化に大きく貢献します。幸せな暮らしを提供する存在となりましょう」と述べました。

 記念講演では菅原茂秋代表理事が「同友会の学びは会社を変える」と題して、2005年の同友会入会当時の会社は組織として成り立っていなかったと振り返り、同友会で合意形成の大切さと、科学性・社会性・人間性に基づいた経営指針づくりで多面的なものの見方を学び、現在があると報告しました。特に経営指針では事業領域を「ものを目的地に安全に届ける運送」から、本当の価値は何かを追求して「物流最適化」に再定義。川上から川下までの物流ソリューションの提案によって、お客様に資する事業展開を図ってきたこと、自社の企業使命、何のために働くのかを社員とともに議論し合っていること、年を重ねても働くことができる会社づくりに取り組んできたことを紹介し、7年前より実施している無記名の全社アンケートで定量的定点観測を行い、全体社風が改善してきているとグラフで説明しました。

 そして、「ウィズコロナ時代にあってさまざまな変化が起きている。われわれは新たなものに取り組む必要があります。そのためにも経営指針に取り組み、よい企業をどんどん増やし、若者が輝く街をつくっていこう」と語りました。

 懇親会では、はじめに佐藤栄司酒田地区会長が「例会に参加したとき、お酒も飲まずに3時間も勉強していることに驚いた。グループ討論では本音で経営の話をしているのが印象的で、酒田になぜないのかと思った。自分たちの仕事に対して、本音でこれから将来のために酒田のために何を使命として働いていくかを学ぶ必要がある。これから世のため、人のためになって、この地域で雇用をつくらなければ地域の発展はありません。多くの酒田の方々に参加してもらい、自ら学んで行動していく人が増えるようにしたい」と抱負を語りました。

 続いて、丸山至酒田市長より「酒田は中小企業者がほとんどです。地に足をつけて地元で頑張っている企業を応援するのが行政の責務と思っている。行政に忌憚(きたん)なく意見を言う組織として、お互いに手を取り合って地域づくりに頑張っていきましょう」と期待のあいさつが述べられました。

 その後、後藤智樹副代表理事の発声で乾杯し、新生活様式に基づいて和やかに交流を深め合いました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 11月 25日号より

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