オンラインで852名参加 行くぞ!やるぞ!本気だせ大阪!! 第28回全大阪経営研究集会【大阪】

11月11日、第28回全大阪経営研究集会が「行くぞ!やるぞ!本気だせ大阪!!」のテーマのもと852名(ゲスト85名)の参加申込を得て、大阪同友会では初となる全行程をZOOMにより開催しました。

最初に仁張正之代表理事から、このコロナ禍により刻々と状況が変わる中、紆余曲折を乗り越えて開催にこぎ着けたことへの感謝と、1年で一番よい1日(11月11日)とするよう、おおいに学び合いましょうとのあいさつがありました。

基調講演は、山口絵理子氏((株)マザーハウス代表取締役社長)による、「アジア最貧国」であるバングラデシュをはじめとして、「途上国発のブランドを創る」という夢物語を実現するまでの、命の危険すら伴う凄まじい体験報告でした。「誇りと生きがいと輝き」を、その人自らに取り戻させる企業づくりと信念の話に、参加者は「人を生かす経営」と「経営者の覚悟」を改めて確認し、コロナ禍にあろうとも企業を発展させ続ける行動力から、経営者としての生き抜く勇気を得ることができました。

その後、各分科会では、「同友会運動と自社経営」、「経済情勢」、「事業承継」、「元気印・名物社長」、「元気企業・若手経営者」、「SDGs・環境経営」、「雇用・社員教育」、「地域発信・戦略」の8つのカテゴリーに分かれ、それぞれのカテゴリー別に学びを深め合いました。

最後に、寺本智恵子実行委員長より、今回の困難な過程の中で、81名の実行委員が頻繁に連絡を取り合い、部署の垣根を越えてつながり合えたこと、それが大阪同友会の「元気」を膨らませ、今回の全大阪に多くの成果を生み出すことにつながったとの感謝の言葉がありました。

「中小企業家しんぶん」 2020年 12月 15日号より