金融再編の動きに対応―第3回中同協対外委員会

 1月26日、第3回中同協対外委員会がオンラインで開かれ、委員と中同協事務局7名が参加しました。

 地銀再編の動きが急速に進む中、来年度には対外委員会として政策委員会金融プロジェクトとも連携して金融機関の6つの全国組織(全国銀行協会、全国地方銀行協会、全国信用金庫協会など)と4月以降懇談していくことを確認し、その意義を以下の2点としました。

 (1)中同協の政策要望・提言(金融関連)への理解。
 (2)取引先中小企業の経営力強化への伴走型支援。

 内容は、(1)専用当座貸越、経営者保証、長期資本性ローンなど要望提言に基づくもの、(2)同友会や会員企業の取り組みの紹介。三重同友会などの連携の取り組みを紹介し、「伴走型支援」について意見交換を行うことを確認しました。

 また、中小企業再編論などもあり、ほかの中小企業団体との連携に向けて、日本商工会議所や全国中小企業団体中央会、全国商工会連合会、全国商店街振興組合連合会などとの懇談を行うことなどを来年度方針に盛り込むこととしました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 3月 5日号より