京都市下京区役所と地域連携協定を締結【京都】

 3月9日、京都同友会下京3支部(会員数A支部117名、B支部144名、C支部138名)は京都市下京区役所と地域連携協定を締結しました。

 下京区役所とは3年前から「下京区ふれ愛ひろば」や下京区設立140周年記念事業「しもぎょう伝燈祭」への参加・協力、京区基本計画等を議論する「下京区民まちづくり会議」への委員派遣等で連携してきました。

 また、昨年11月にはテーマ「『地域企業』を育む環境・仕組みづくりを自治体と共に考える!~コロナ禍を乗り越え、持続可能な成長企業をめざそう~」と題して、下京区長を招いて研修例会を開催した経緯があります。

 今回の地域連携協定締結を契機にさらに連携を深め、(1)区役所と連携し、会員が講師となり専門領域や得意分野で「区民講座」や「ものづくり体験教室」を開催。(2)会員が地域に出向いて出張講座を開催するなど地域と会員企業との交流や協働の取り組みを推進し、企業の働き盛り世代や若い世代の地域活動への参加促進につなげる。(3)ソーシャルインクルージョンの活動を通じて社会的弱者(障害のある人、ひきこもりの人など)の社会参加のきっかけづくりを進め、見学会や就労体験などを実施し、雇用促進につなげる。(4)「健康長寿のまち・下京」の推進として働き盛りの世代への「がん検診啓発プロジェクト」に協力する。(5)地域企業や大学・学生との情報交流会などの開催を通じて地域課題を解決するソーシャルビジネスやクリエイティブな人材・産業の創出につなげるなど、取り組んでいきたいと考えています。

「中小企業家しんぶん」 2021年 4月 15日号より