同友会運動と不離一体の企業づくりで真の共生社会づくりを【中同協障害者問題委員会】

 4月14日に中同協障害者問題委員会がオンラインで開催され、25同友会と中同協から62名が参加しました。

 冒頭、比嘉ゑみ子・中同協障害者問題委員長から「長引くコロナ禍で障害のある方がどのくらい雇い止めや解雇にあっているかが懸念される。この委員会の私たちがいま踏ん張らないと地域全体に影響が広まってしまうと思う。活動を止めずに頑張っている元気な声をたくさん聞きたいと思います」とあいさつがありました。

 第一部では「大分同友会の障がい者問題委員会の活動と企業づくり」をテーマに小串康博氏((株)オグネット代表取締役、大分同友会理事)の実践報告がありました。それを受けてグループ討論を実施し活動を交流しました。

 続いて第2部では、今年10月21~22日に開催される第21回障害者問題全国交流会from埼玉について、横山由紀子・実行委員長から企画概要や分科会、予算などが報告されました。また、各同友会の新旧委員長や新たな参加者からそれぞれあいさつがあり、親睦を深めました。

 最後に、高橋正志・副委員長から「渋沢栄一は福祉にも大変尽力された方で、その生まれ故郷である埼玉で今年障全交が開催されます。ぜひ多くの方に参加していただいて、人間尊重の経営、人を生かす経営の学びを深める全国大会にしましょう」とまとめがあり、閉会しました。

「中小企業家しんぶん」 2021年 5月 15日号より